馬鹿な女

ふとお風呂で鏡を見ながら思う。

ダイエットにとりつかれた馬鹿な女の末路はコレか。

って。ホント、痩せるのも太るのも簡単になって、ふと冷静になってそれが普通じゃないのに気づく。で、なんとかしようって思うのに、そういう反面「吐けるんだから何をどんだけ食べようとよくない？」って思う自分もいる。
確かにたべても食べても太らないけど、なにか大事なものを失くしていってる気がする。

仕事再開して、ヒキってた何ヶ月間に身についた怠け癖も少しずつ脱ぎ捨て始め、食べたい時に食べたいだけも強制されてきてる。だから、また自然とというかガクガク痩せてきてるけど、相変わらずのカショオもあって、アタシいつまでこんなことすんのかなってフと空しくなる。
今の仕事は前よりも楽だし給料いいけど、これじゃ結局また吐くために働いてるなって。なんのために？って。
考えてもしょうがないんだけど、いつからこんな吐くのが普通のなって満腹も味も感じなくなったのかって。
治したいのか治したくないのかもわかんない。
食べるものと量に気をつけてマッサージさえ怠らなければ顔もはれない。
罪悪感もなにも感じない。
たしかにカショオでストレスに対してもバランスがとれる事もあって助かる事もある。でも、殆どは気晴らしっていうかクセっていうかお金と時間なるならやっとかなきゃ損みたいなセコさ。最低。

今は彼氏なんかや好きな人なんかやなによりもの最優先事項だって事も悲しいというかアホくさい事実だ。